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蒼真
(なんだよ…この会話…
非常識な会話だが…
それだけ腹割って話せる相手って
事だよなぁ…
俺も今までは魁斗と腹割って
話せてたけど…
もう魁斗には果凛が居るし…
俺の居場所は…もう…ない…)

再び溢れそうになる涙を
堪え…ゆっくり浸かりたかったが
余計な事を考えてしまいそうなので
早めに上がった…着替えを済ませて
銭湯にある自販機でイチゴミルクを
飲もうとした時…再び会話が自然と
耳に入ってくる…今度は女性の会話
のようだ…

「良かったわねぇ…結婚おめでとうッ♪」

「はいッ♪先輩ありがとうございます♪」

「やっと結ばれるのね～長かったわよぉ
これで私達も安心出来るわぁ…」

「本ッッ当に長かったですッ!!
まさか会えるとは思わなくて…
それに、付き合う前に
いきなりプロポーズですよ？」

「あらあら～ノロケ話ですかぁ？
ご馳走さまですね～」