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真逆なふたり

第12章 体育の授業② 葵

翠は駆け寄った俺に…

翠(小声で)
「あっくん…ごめん…」

葵(小声で)
「大丈夫だよ…気にするな…
今のは何とか誤魔化せたけど…
次は上手くやらないとな…翠…どうした?
緊張してる?まだ身体が痛いか?」

翠(小声で)
「両方…折角あっくんと約束したのに…」

葵(小声で)
「大丈夫だよ…ほら…リラックスして…」

俺は翠の後ろに回り…
翠の耳許で囁く…

葵(小声で)
「ちゃんとイメージして…う~ん…
そうだなぁ…
バスケットのゴールが翠のナカ…
バスケットのボールが俺の玉だッ!!
翠のナカに俺の玉を挿入するんだよ」

翠(小声で)
「えっ!?何か厭らしいッ!!」

葵(小声で)
「その方がイメージしやすいだろ?
心のナカで叫びながらシュートしろよッ!!」

翠(小声で)
「うんッ!!ありがとうッ!!あっくん♡」

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