
逆転ファンタジー
第8章 夜の衣を 返してぞ着る
だが藍影には気がかりな事が一つ…
それは…
紅掛「さぁ、さぁ、おいらに抱かれなよ?」
と鳴海と蒼真に駆け寄っている姿に…
藍影は紅掛を自然と目で追っていたのだ…
藍影「晃…申し訳ないが…晃を慰める事は
俺には出来ないようだ…俺には…
大切な人がいる…紅を…悲しませたくない」
(魔王)鳴海
「おーーーとッ!!意外な展開だぁ!!」
(皿洗い)蒼真
「晃さんはダブルで振られてしまったぁ!!」
(元勇者)晃
「何で俺が振られた設定なんだよッ!?
そして結月ッ!?何で落ち込んでんだよ!?」
(元勇者)結月
「えっ!?お、落ち込んでないわよッ!!
そ、それより、あの二人を見てよッ!!」
