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君を攫う【スラムダンク BL】

第6章 アンタを諦めたくない!

三井「その女がお前を諦めてくれたらの話だけどね。」

宮城「ちょっ!三井さん!煽らないで!?お願いだから!」

三井「だって、私 こいつからの養育費
もらってないよ?まぁ 妊娠してるって
言ってないから 当たり前か!」

流川「払う。」

三井「別にいいよ。払わなくて。両親が残してくれたお金でやってきたし。」

流川「でも…責任取りたい。」

三井「それは 私がお前の子を産んだから?どうせ
私のこと 好きじゃないんだろ?」

流川「!?」

三井「女が妊娠すればいいって思ってるけどさ
女性は妊娠や出産は 命懸けなんだよ。」

流川「!!」

桜木「そうだった…晴子さんも晴道が大きくて
出産するのに 苦しんでた…」

宮城「アヤちゃんも…つわりが酷かった…」

三井「うちの颯もそうだったよ。つわりが酷くて…出産するのも 物凄く時間がかかった。でも
産んだら 赤ちゃんを抱っこさせてくれるんだけど
颯を見た時 「漸く 会えたね。」って感動したな…」

流川「俺も…その感動したかった…」

三井「でさ お前らの子たち、元気がいいね。」

宮城「上の子がリョージで 下の子が 彩花なんだよ。
花道のところは 上の子が晴道で 下の子が花子。」

三井「へぇ、両親の名前の一文字を使ってるんだ。」

宮城「流川と三井さんの息子さんだって
父親の楓の冠を使ってるじゃん。えーと
颯だっけ?」

三井「ほら、父親に似てるから じゃあって
思ったもん。父親と同じ名前したら
速攻バレるって。」



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