テキストサイズ

君を攫う【スラムダンク BL】

第8章 リモート

流川は一人 スクールバスの中で
リモートをしていた。


?『なに?カエデ?』

流川「あの話なかったことにして。」

?『私との結婚?なんで?もう
準備してるのよ?』

流川「俺が愛してる人が
俺の子を産んでたから。」

?『まぁ!そうなの?』

流川「7年前に出産していた。ごめんなさい。
俺も気付かなかった。」

?『その人と結婚するつもり?』

流川「ああ、責任取らないと。妊娠していないからって
あの人を追い出した。なのに 妊娠していたんだ。」

?『そうね、それは責任とって
その人と結婚したほうがいいわね。じゃあ
周りには 言っておくわね。カエデには
運命の人がいるって。』

流川「うん、あんたには ちゃんと 慰謝料払う。」

?『そんなの、いいわよ。私が悪者になるわ。
その代わりに その人に会わせて。』

流川「うん、あの人 人誑しだから
すぐに友達になるかもしれない。」

?『あら、楽しみね。明日はどうするの?』

流川「一応 住んでた家を処分する。まずは
家電など売って 売ったお金は あの人に渡しておく。」

?『そうね、カエデとハナミチとリョータは
稼いでいるものね。じゃあ オキナワだっけ?
そのオキナワを旅立つのは 明後日かしら?』

流川「うん。一応 最終に泊まるホテルに
荷物を送って んで アメリカに送るかな。」

?『あら、本格的ね。アヤコが対応してくれたのね。』

流川「子供…凄く 俺に似ているんだよ。
アメリカの学校に行かせば 流川楓の子だって
バレる。だから 本当のことを話す。」

?『そう…私からは 性格が合わないことって
発表するわね。子供が7年前に出産していたことも
本当のこと言ったほうがいいわよ?』

流川「そうする。じゃあ…」

?『ええ…じゃあ…』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ