
私の彼氏は芸能人!
第2章 すれ違い
樹『仕事だったんだ!お疲れ様!飲み物もってくるね!』
あえてしらないふりをした。彼もホッとした顔だ
樹『はい、どうぞ。』
私は彼にコーヒーを出した。彼はありがとうと言った。
本題を切り出してみよう。
樹『わたしってさネットもテレビも見ないよね?』
海『うんそうだね!』
樹『私こないだテレビもネットも見たんだ!海斗からメール来た日。』
海『・・・え?あ、そうなんだ』
樹『うん!海斗いっぱいテレビ出てたね!名前だけだけど!』
海『樹里・・・見たのか?』
樹『うん!このめでバッチリ!でもだいじょぶだよ!もう決心できたから・・・。』
海『決心って何の決心だ?もしかして・・・。』
樹『そうだよ!あなたから離れる決心。すごいでしょ?頑張ったよ!』
海『・・・・・・』
樹里はこの次の言葉を待っていた。もしここで行かないで!と言ったら、海斗の話を聞いてあげるし、ここでさよならだったら私だって出ていくつもりだ。
海『・・・・・・・・・』
