
閑な湖畔のモリモ~リ 第3弾
第5章 回想…
「ピーターは色んな表情を見せてくれるね…
怒ったり、泣いたり、笑ったり、甘えたり…
他の人に、その顔を見せないで欲しいなぁ」
その青年はピーターの頭を撫でて
愛おしそうに、そう言った…
「えっ?お兄ちゃん…なに言ってるの?
僕には全然、分からないよ…
ねぇ…それより一緒に食べようよぉ!!」
と、ピーターは我慢の限界で
全身で身体を揺さぶり急かし始めた…
「あぁ…分かったよ…それより…ピーター…
口許にピザソースが付いてるよ…」
その青年は…ピーターの口許に付いている
ピザソースを舐めた…
「ひゃん…お兄ちゃん…何をするのッ!?」
ピーターは何が何だか分からずに…
始めての事でドキドキしていた…
