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閑な湖畔のモリモ~リ 第3弾

第6章 真実


「俺の両親の事なんて、どうだって良いよ…
お兄ちゃんだって…俺の事を好きって
言ってたじゃないかっ!?」

 と、ピーターはパンちゃんと早く
繋がりたくて…身体が火照っていた…

「どうでも良くないよ…この話を聞いたら
ピーターは僕の事を嫌いになっちゃうから」

 パンちゃんは切なそうに、そう言った…

「それって、どういう事…?」

 ピーターも
その表情を見て動揺していた…

「ピーターの両親に
パン作りを教えたのは僕なんだよ…」

 パンちゃんは、そう言うと…

「えっ…?ちょ、ちょっと待って…
それって、どういう事…?
パンちゃんは…歳…いくつなの…?
俺よりも歳上で、俺の両親よりも歳上なの?
俺よりも若く見えるけど…」

 と、ピーターは
パンちゃんに恐る恐る聞いた…

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