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絡み合う世界 第2弾

第4章 真実の世界


「umi.は、これから、どうしたい…?
このまま「嘘の世界」で生きていくか…
ペナルティを受けるか…どっちにする?」

 Soraはumi.に残酷に選択肢を与えた…

「ペナルティ…って…何…?
それに…疑問に思った事を聞いても…
相手は答えてくれるの…?」

 umi.は悩んだ末に
その言葉しか出てこなかった…

「そうだね…umi.が誰かに聞いたとしても
相手は答えてくれなかったかもしれない…」

 Soraは微笑みながら、そう言った…

 umi.は、そう言われて…
不思議と腹が立たなかった…何故なら…

「umi.の「SNS」の画像を真っ白な嘘で
塗り固め…あえて教えなかった…
umi.を「嘘の世界」に依存させるために…」

 Soraはumi.に冷たい瞳で、そう言った…

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