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早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~

第8章 休日デート



「いっぱい出たねっ」

「はぁはぁ……あー…またやっちまった……掛けるつもり無かったんだよ…急に触るなよ…汚ぇの掛けて悪い…」

「龍牙君のだから全然いいよー」

「またシャワー浴びねぇと」

また一緒にシャワーを浴びて乾いた服に着替えると時間になって私達はホテルを出た。

「ねぇ、私もお金払うよー?私から言ったのに…」

「いらねぇって…こういうのは俺が払うから」

そんなことを言い合いながら外に出るとさっきまでの雨が嘘のように晴れていた。

もっと一緒にいたかったけど、日も暮れて来てしまって今日のデートはおわりになってしまった。

家まで送ってもらって家の前でなかなか龍牙君と繋いだ手を離せないでいた。

「うぅ…まだ一緒にいたいなぁ」

「ふ…またすぐに明後日学校で会えるだろ?」

「…そしたらバイバイのキスしたい」

「ここではマズイだろ!昨日だって遥斗帰ってきたし」

「じゃあ、そっちの影行こ?」

龍牙君の手を引いて電柱の影に移動すると、龍牙君は周りをキョロキョロと見渡してからキスをしてくれた。

「ふふっ…龍牙君大好きっ」

「俺も………それじゃあ、今度こそ帰るからな」

「うんっ…引き止めてごめんね」

龍牙君は私の頭をぽんぽんと撫でて、帰って行った。

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