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大人になってからも、いじめられたトラウマの傷は、一生消えることは、ない。親が仕事の都合により、住んでいた兵庫から、東京の赤坂へ引っ越すこととなった。当時の私、梅原梅花は16年前までは、平和に暮らしていました。


しかし。不幸はある日突然、やってきたのだ。引っ越しの挨拶を済まし、転校先の赤坂小学校で6年間卒業するビジョンを思い浮かべながら、クラスの皆に挨拶をした


「うめはら、うめかです。よ、よろしくおねがいします」

「うめかちゃんの席は、**君の隣で」