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先生とアイツ

第21章 *お手をどうぞ。お姫様

数10分後

「亜友!」

賢斗がやっと帰ってきた。

カクテル……3杯目だよ…

「おっそーい!」

私は笑った。

「ごめん!

っし!踊るか?」

賢斗の、満開のエガオ。
私に見せてくれるのも

最後かなー……

私は覚悟をキメた。



………ううん。

「………踊らない…

踊れないよ」




「えー………?」


賢斗、ビックリしてる。

そうだよね。
賢斗にとっては、いきなりだもんね。

ごめんねー………

「賢斗


別れよう?」

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