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先生とアイツ

第25章 *やっぱり、君が好き。

「それで

振ったのか?」

『うん……』

……亜友は

優しい。

きっと賢や俺達が傷つかないために……

賢斗と別れたんだろう。


「亜友……

今ドコ??」

『え?

家ー…………』

「待ってろ」 

俺は勢いよく家を飛び出した。

俺の家と亜友の家はお隣どうし。


待ってろって言ったって……

待つにも
待てない距離のはずだ。

でも、体が勝手に動いた。

やっぱり俺……


亜友が好きだ。

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