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先生とアイツ

第31章 *仲直りと、後悔と。

亜友の部屋に入ると

亜友は気を失ったように
上の空で 
 
ぺたんと座り込んでいた。


「亜友?」


……


返事はない。


「亜友?!亜友!!」

ビクッ!


亜友が体を跳ね上がらせて
俺の方を向いた。


「賢斗……」

俺を見る目が脅えている。

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