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先生とアイツ

第32章 *サヨナラ

その日、私は学校を休んだ。

自分の身分整理をしないといけないから。


プルルル

プルルル


私はケータイのコールを鳴らす。


ピッ…

『もしもし?』

賢斗………

優しい声。

いつもと同じ、賢斗の声。


「賢斗、私が今から言う言葉に何も答えないで、

ただ、聞いててね?」


『え?』

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