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先生とアイツ

第17章 *後夜祭

「ふぅ~ん」

ニヤニヤして女の子達はどっかへ行ってしまった。

は?
感じわる!

「た!高島さん!」

突然、後ろから声をかけられた。

「は、はい?!」

振り向くと、違うクラスの男子がドアのところに立っていた。

「あの、すみません。
いきなり……あの、
今日のこ、こ、後夜祭、一緒に……」

「回れませーん」

グイ。
その男子の言葉をさえぎった。

「わ!ケント?!」

賢斗は男子を睨んで、私を後ろから抱きしめる(?)ようにした。

かぁぁぁ!

な、な、な、なんなの~!///

「なんでお前が言うんだよ!俺は高島さんに……」

「俺はあゆの彼氏だ!!!」







シーン………







え?

今……




とっさに賢斗を見る。

ドキッ…

賢斗は手で口をおさえて、真っ赤になっていた。

賢斗………


「え……」

その男子がスゴいビックリしてる。

あれ…?
「知らなかった…?」






「………」

放心状態な男子。





「すみませんでしたっー……!!!」


え?!


男子はそういって、走って(?)帰ってしまった。

えぇぇぇ?!

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