恋する季節☆短編集☆
第2章 ヤンキー×天然彼女
私が彼の足を叩いても気づいてくれない。
ヤバイ…
本当に酸欠になりそう。
しばらくしてその人は口からアレをぬいた。
「ごめん。苦しかったな…大丈夫か?」
「う、うん…」
なに…?
こんな優しいヤンキーなの?
なんかドキッときたよ…私。
「お前、これしたの初めて?」
「当たり前じゃん///」
「結構うまかったけどなぁ…」
凌太は満足そうに笑いながら言った。
って事は帰れる?
「あの…帰ってもいい?」
「おぉ…」
私は立ち上がり、スカートをはらい、出口へ向かった。