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新月

第9章 決意

白「俺が誰だろうと関係ない!!俺は帰ってただいまって言いたいんだ
母さんにおかえりって言ってもらいたいんだ……飯食って寝て学校に行って…それだけで良いんだよ……………………………たとえ俺が化け物だとしてもな………」

世界「……」

新「ハッ……笑わせないでくれないか?お前が化け物だから奴らが寄ってくるんだ……家に奴らが居るときがあるだろう?お前の母さんが家にいたらどうするつもりなんだ?」

白「……それは」

世界「……」

新「危険なのはお前じゃない……お前の母さんだ………」

白「それでも俺は……」
新「それが自己満足だって言って居るんだ!!!!!!!」

新「今まで僕が守ってやってたのを知ってるかい?」


白「お前が?」

世界「もういいだろ!!!………………お前ら、ついてこい」

新「何だい?」

白「………」












世界「……ついたぞ」

白「な…んだ?」

新「これは?」

世界「……ゲートだ」

白「ゲート?」

世界「……ああ…奴ら数匹に発信器を着けたら
全ての敵が在る場所に向かっていた」

フレヴァ「そことここを繋いだので御座います」

世界「……昨日病院に行ったら俺にガンがあるのが見つかったんだ……」

白「ガン?」

世界「……末期のな」

世界「だから俺は総攻撃を仕掛ける…覚悟が出来たら来い…怖ければ来なくても良い…明日朝五時に学校だ…終わらせよう」











白「ただいま」

母「おかえり」




白「大事な話が在るんだ」

母「…うん」








新「……母さん…僕は……」

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