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本気の恋。

第9章 初めてのケンカ

とーたの前から逃げて
一人になった瞬間
涙が止まらなくなった。


大好きなのに。


なんで
私はこんなにも好きなのに
気づいてくれないの?

もし
好きって気持ちが
なにかで計れるとしたら
不等号は
絶対に私の方に口が開いてる方が
向くだろう。


悔しいよ。


辛いよ。


ねぇ
とーた。


どうしたら
ずっとわたしを見ていてくれるの?


おしえてよ。

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