
一応女子だよ!!
第3章 部活
もう、そろそろ帰るか。あと3本蹴ったら終わろ。
そのとき、声が聞こえた。
「おーい、ゆう、」
「ゆーう」
えぇ、この声ってさぁ、もしかして??聞き間違え??いや、たしかに、あの人のこえだ。
匠海…??
「ゆう、まだ練習してんのか??」
「う、うん」
「さっき、学校の前通ったら、ゆうっぽい人いたから、来ちまった。」
「そっか…。ありちゃんは??」
「見られてたか(笑)。きちんと家まで送ってきました!!」
「…っておい、ゆう何泣いてんだよ。」
なぜか泣いてしまったらしい。
