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たからもの

第14章 再入院

梅雨真っ只中


この日は夜から雨が降る
という予報


頭を過ったのは洗濯物……



私は気をひきしめ?
先生に立ち向かった!!


「きょう?」

「今日」


当たり前といった表情で
私を見る先生


「いますぐ??」

「いますぐ(・∀・)」


わたし……
わたし諦めないっ!!



「午後からとかは?」

「ダメです。
 帰宅中とか来る途中に心拍数が
 ガチャガチャになるかも知れないよ?」


……脅しだ!!

でも病院から自宅まで
歩いて10分の近い距離

一度帰りたい!!





再度、向き合う私


「入院道具を取りに………」

「家族にお願いしてください」



なにいってんの、この子
みたいな冷たい眼差しで見つめられ…

私の心がポキッと音をたてた





惨敗だ_| ̄|○

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