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極上年下彼氏

第27章 新年

「明けましておめでとう!」


理人に笑顔で挨拶すると、


「おめでとう!ようやく会えた」


と道端で突然、頬にキスをした。


「ちょっと、理人…」


周りをキョロキョロ見渡して気にした。


「大丈夫、誰も見てないの確認したから」


「・・・・」


もういきなりで恥ずかしくなった。


「今年も朱美は可愛いよ」


そんな事言うから余計、赤く火照った。


理人は満足そうな顔をしてる。


「さて、行くか」


「うん」


私は理人の少し後ろを歩き出した。


こんな時、理人はすうっと大きな手で私の手を握ってくれる。


私はなんだか安心する。

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