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極上年下彼氏

第54章 あの頃に戻って

もちろん最初は理人が取った。


理人が余裕の顔でドリブルで私をかわした。


絶対取ってやる。


でもなかなか奪えない。


理人は簡単にゴールに決める。


悔しくなった。


私はそれから体力の限界まで、我を忘れてボールを追った。


何回か私もゴールを決めた。


そんな時は無邪気に喜んだ。


理人の軽々と決めるダンクも憎らしく思う程、夢中になっていた。


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