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極上年下彼氏

第55章 ランチ

「ありがとうございました」


ひとしきり撫でてやってから、理人は立ち上がり余所行きの笑顔で挨拶した。


ご夫婦の人達は軽く会釈した。


私達は少し離れたテーブル席に座った。


ゴールデンレトリバーはもっとかまって欲しかったようで、切なそうに理人を見ていた。


「あのワンちゃん、まだ理人見てるよ」


私はゴールデンレトリバーに背を向けている理人に教えてあげた。


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