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極上年下彼氏

第58章 理人の真実

「俺の気持ちはもう朱美にしか向かわない。

それは俺自身も止められない。

最近紺野は気づき始めて、薬を飲んでもあまり効かない。

俺が悪いのは分かっている。

俺がいい加減な事したからいけなかったんだ。

でも、俺は朱美との事を邪魔されたくなかった。

だから、彼女を棄ててきた。

病院に入れたんだ。

俺って鬼だろ…」


そう言って、目の前にある大きな十字架を見つめていた。


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