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極上年下彼氏

第61章 機嫌が悪くても

その日の午後、課長に呼ばれた。


「何でしょうか?」


「これ間違いだらけなんだけど」


課長は午前中に作った翻訳書を私に返してきた。


「すみません。やり直します」


私はそれを受け取り、デスクを離れようとした。


「恋に夢中でも仕事はちゃんとやってくれ」


そう嫌みを言われて、カチンときた。


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