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お告げ

第2章 智恵

結局、智恵は目を覚まさなかった。

梨絵達は諦めて家に帰った。

梨絵の家では、無言が続いた。
父も母も既に他界している梨絵達兄弟にとって、智恵の気持ちはよく分かる。


梨絵は夕食を食べ終えると黙ってテレビをつけた。

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