お告げ
第24章 まだ終わらない…
「お姉ちゃん…?」
「無理なのよ!!
火を付けたのは私…だけど、止める方法なんて、無いんだから…」
「ウソ…」
梨絵は分かっている。夏帆は嘘を付いているわけではない。
「そういえばさっき何か言ってましたね。
強制的にやらされてるみたいなことを…」
「その通りよ…そして、それを指示した奴は今、シンガポールにいる。」
「…じゃあ。夏帆さんは…」
「梨絵!!これ…」
夏帆は二枚の搭乗券を出した。
「…シンガポール…」
「行くの!!」
「お姉ちゃんは?」
「もう一枚あるから。」
「智恵!!」
「うん!!行こう!!」
「私は、ちょっとお手洗いに行ってから行くね。」
夏帆はそのままトイレに入っていった。
「先に行ってるよ!」
梨絵は足を引きずりながら向かう。
パスポートは常に持っていた。
智恵もである。
2人は飛行機に乗り込んだ。
そして見た。
こちらに向かって手を振る夏帆を。
時既に遅し…
飛行機は飛びだった…
「無理なのよ!!
火を付けたのは私…だけど、止める方法なんて、無いんだから…」
「ウソ…」
梨絵は分かっている。夏帆は嘘を付いているわけではない。
「そういえばさっき何か言ってましたね。
強制的にやらされてるみたいなことを…」
「その通りよ…そして、それを指示した奴は今、シンガポールにいる。」
「…じゃあ。夏帆さんは…」
「梨絵!!これ…」
夏帆は二枚の搭乗券を出した。
「…シンガポール…」
「行くの!!」
「お姉ちゃんは?」
「もう一枚あるから。」
「智恵!!」
「うん!!行こう!!」
「私は、ちょっとお手洗いに行ってから行くね。」
夏帆はそのままトイレに入っていった。
「先に行ってるよ!」
梨絵は足を引きずりながら向かう。
パスポートは常に持っていた。
智恵もである。
2人は飛行機に乗り込んだ。
そして見た。
こちらに向かって手を振る夏帆を。
時既に遅し…
飛行機は飛びだった…