お告げ
第10章 相沢真奈美
智恵は急いで沙耶に電話した。
その瞬間、テレビに、あるニュースが入ってきた。
「フランス、モンゴル、アフリカ、ニュージーランド、ロシア壊滅
原因はやはり謎の火災。」
…えっ!?
ロシア…壊滅…
真奈美は…
犯人なんかじゃなかった!?
「もしもし!」
智恵が我にかえると、沙耶の困ったような声。
「ごめん…」
「真奈美さん犯人だったの?」
「そう思ってた…でも死んだかもしれない…」
「…じゃあ」
「違う。犯人じゃないんだ。」
「分かった…今からいつもの公園来れる?」
「了解…」
智恵は電話を切った。
無言で肩に手を置く佐保。
智恵は耐えきれず泣き出した。
その瞬間、テレビに、あるニュースが入ってきた。
「フランス、モンゴル、アフリカ、ニュージーランド、ロシア壊滅
原因はやはり謎の火災。」
…えっ!?
ロシア…壊滅…
真奈美は…
犯人なんかじゃなかった!?
「もしもし!」
智恵が我にかえると、沙耶の困ったような声。
「ごめん…」
「真奈美さん犯人だったの?」
「そう思ってた…でも死んだかもしれない…」
「…じゃあ」
「違う。犯人じゃないんだ。」
「分かった…今からいつもの公園来れる?」
「了解…」
智恵は電話を切った。
無言で肩に手を置く佐保。
智恵は耐えきれず泣き出した。