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私と貴方。~運命の出会い~

第2章 お互いの想い

~琴美~

ゆうか。
自分の気持ちに嘘ついてる。
ゆうかのこと初めて心友だ。って思ったの。

だから、私
今、自分が本気で最悪に思えてくる。

圭吾に告って振られて
ゆうかに協力しようかな。

そしたら
ゆうかは自分に嘘つかなくてもいいだろうし。

初めてだな。
こんなに他人のこと考えたの。
ゆうか。頑張って。応援してる。




『圭吾?好き。だけど、圭吾は私を好きじゃない。
そうでしょ?
だから、振って?
お願いだから。』

『いきなりどした?
でも、ごめん。
俺、無理だ。』

『ゆうか・・・でしょ?』

『え。俺分かりやすい?
顔でてた?
恥ずくね?』

『大丈夫。ゆうかは分かってないから』

『マジで?
良かった。ありがとな?告ってくれて。』

『うん!!笑
圭吾?ゆうかのこと幸せにしてね?』

『あぁ。って、俺ら付き合うかわかんねーし。汗汗
俺には無理だろうし』

『なんで?わかんないでしょ?
あの事?』

『なんで知ってるの?
先輩のこと。』

『噂で。っもし付き合うことになったら言うんだよ?
わかった?じゃ、頑張って?』



・・・私、初めて人のために
あきらめた。

でも、圭吾のこと好きになってよかったよ。
ありがとぉ


でも、あの噂本当だったんだ。
ゆうか。頑張って。
圭吾。ゆうかを絶対に幸せにしてね。

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