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私と貴方。~運命の出会い~

第1章 出会い


『圭吾』
優しく俺の名前を呼ぶあの人

それとは異なる
男が苦手という。あの子

あの子の名前は
《桜井 ゆうか》

どうしても彼女に俺の存在を知ってもらいたかった。

そんな時
席替えがあった。

どうしても隣になって話をしたかった。
だから、皆に協力してもらい
隣になった。


・・・俺は彼女。ゆうかが優しいことを知っていたから

わざとケシゴムを落としてみた

やっぱり、ゆうかはケシゴムを拾って俺に渡してくれた。

「ありがと。これ探してたんだ」

・・・
「あ。そうなんだ。良かったね」

・・・
「うん!!ゆうかちゃんだよね?」

・・・
「うん。ゆうかでいいよ。圭吾くん。」

・・・
「俺も圭吾でいーよ。」

・・・
「ぅうん。圭吾くんって呼ぶ」

・・・
圭吾くん。
圭吾くんって呼ぶのは
ゆうか。お前だけなんだよ。

特別な呼び方だ。
・・・

俺は、ゆうかに恋してるのかな。
まだこの気持ちが分からない。
これから知っていくつもりだ。


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