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パプリカより甘いカレ。

第4章 もっとちょーだい。



昼休み 屋上





「え?!付き合ってんの?」



「しー!」


私は今、美憂に昨日の出来事を言っています。



「…引いた?」



「なんでー、あたしすっごい嬉しい」




ギュ…



「美憂…私頑張る」



気づけば、私は泣いていた。



「ちょっ…弱虫だなあ!泣かないの」



優しすぎる。



私は幸せ者だ。




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