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「は……?」


彼奴が…?
ホントに彼奴が円成寺彩希か…?


「ホントに彼奴が円成寺彩希ですか?」



「うむ｡そうだぞ」

俺は少しずつ近づいた｡
彩希がびっくりしている｡


「お前 ホントに円成寺彩希?」


しつこいのは分かってる｡
でもちゃんと確かめたい…


「うん…そうだよ…悠哉」



「ふーん…」


俺は前の彩希に会いたかった｡
でもすっかり変わっていた｡


「じゃあ見嶋は円成寺の隣な」


そして授業が始まった｡


「おい 円成寺!!この問題を解いてみろ」


彩希が指された｡

分からないのか全然答えない｡


「……ｺｿ…ｺｿ」



「え……?」

俺は答えを教えた｡