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-凛-

俺、なんかセコイよな。
泣いてる結衣に迫ってって。
結衣を俺のものにしたくて必死だったんだよな。

結衣のことになると余裕がなくなる。
惚れてる女には弱いんだよな。
きっと。

俺のこと好きになる女は多かった。
けど、俺が惚れた女は
結衣ただ一人だった。

好きなんだよ。

無理やりでも奪いたくなる。



チャイムがなると
結衣が俺から離れようとした。

俺は我慢出来ずに。。。

ちゅっ

結衣は可愛い声で
「んっ」
といった。
そうだ。俺は
結衣の首元にキスマークを付けたのだ。

結衣は
ドキドキして首に付けられたキスマークを触り
廊下に出て行った