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if~もしも願いが叶うなら~

第5章 もしも死んだ人が帰ってきたら


『あら、私のことが分かるのね』

彼は気づかなかったけど。

微妙な独り言を
聞き逃さなかった。

「哲司になにしたの⁈」

悪魔はあからさまに
面倒くさそうな顔をして
私を見た。

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