テキストサイズ

戯れ言シリーズ

第2章 ホラー動画見て妄想(笑)

『か・え・ら・な・い』

「うそ…」
「なんで…」

私達は、泣くこともできなかった。

遠くからチャイムの音がする。
辺りは、いっそう暗くなっていた。すると、廊下の方から足音が聞こえ…

゙゙バン!!””

ドアが、勢いよく開いた。「先生…」
そこには、国語の先生がいた。


「あなたたち、何時までいるの!!もう、帰りなさい!!」


先生は、私達のそばまで来ると、訝しげに私達を見た
「こっくりさんですか?馬鹿らしい…、もう帰りなさい!!」
先生は、そう言うと紙を床に投げ捨てた。
指においた五円だまも、どこかに消えてしまった。
すると、いつしか私達の呪縛が解かれていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ