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君が欲しい

第3章 皮肉な出会い

仲村の後をついてきて、僕らにぺこりと頭を下げた。


「紹介するよ。俺の彼女。二年の佐伯 真緒ちゃん」


「小川 竜也で~す」

「山寺 俊樹です」

「…南です。あ 潤平です」


「みんな真緒と同じ二年。俺と同じクラスなんだ」


仲村が説明し、横のテーブルに着いた。


ショックだった。


仲村の全然タイプではないし、
まして彼女から告白したなんて驚きだ。

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