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君が欲しい

第14章 君がいた夏

あれから、僕はすぐにDERUTAに入った。


夏休みになってアレンジとバンドの練習に明け暮れていた。


朋美ちゃんの追っかけがないのは平和だ。


一番嬉しいのは君が毎日のように来て顔を見せてくれる事だ。


君は言葉通り僕の傍にいてくれた。


僕がアレンジしている時、君も手伝ってくれたりする。


君と笑ったり、ジャズを聞いたり、ピアノを弾いたり…料理もしたり、たまに宿題とかも・・・


で、今みたいに君の寝顔も見れたり…


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