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君が欲しい

第4章 寝顔

あ~ウザイ。


女のなんて聞きたくない。


仲村は小川と山寺と何やら語っている。


どうやら、ヤレると思った瞬間の話だ。


「やっぱ、声だね。
声が出るとコレはいけると思うわけよ」


「俺は濡れてる時だな」


小川も負けずに自慢する。


「そこまでいけば、そりゃ、できるだろ」


仲村が言う。


山寺は黙って聞いていた。
多分、山寺は童貞だ。


卑猥なシモネタで盛り上がる17歳男子。


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