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君が欲しい

第20章 名前

「嘘・・・潤平」


初めて名前を呼ばれてドキリとした。


他の女に呼ばれてもなんともないのに、いちいち君だと心臓が反応する。


いつの間にか君のマンションの前だった。


「潤平、おやすみなさい」


また君が僕の名前を呼んでくれた。


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