テキストサイズ

君が欲しい

第6章 夢のような時間

ステージで弾く事はあるけど、まさか君の前でやるなんて…


他の客も拍手してるし、この場はやんなきゃ引くな。


僕は腹を決めてステージに上がった。


帽子を一度外し一礼すると拍手が鳴る。


麗花が耳元で歌うナンバーを囁いた。



OKー始めよう。



僕はピアノの前に座り深呼吸する。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ