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君が欲しい

第10章 君の涙

ふと、君を見ると僕に背を向け、肩が震えていた。


「どうした?」


僕は心配になり訪ねた。


君は泣いていた。


「ごめん…私…元気じゃない…」


背を向けたまま言った。


「…なんで?なんかあった?」


「・・・・・・・」


君は黙っていたけど、仲村の事だと直感した。


「俺で良かったら話し聞くよ。」


僕はいい友達を演じる事にした。


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