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私の部屋にて...

「えーっと、メガネを掛けているのが、海人君で、掛けてないのが皆人君だね。」

海人と皆人は顔を見合わせ、
皆人が何かをいいたそうな顔をしてきた。

「...どうかした？」

「あっ...のさ、」

「うん」

「俺と海人って、漢字が違うだけで、読み方が同じだろ？ だからさ、由紀が『カイトくん』って言うと、どっちのカイトを呼んでるのか分からないんだよね、」

皆人の方が言ってきた。

...言われて見ればそうだな、漢字は皆人と海人って違うけど、呼んでみると、両方『カイト』だもんな。

「...そっかぁ、じゃあどしよ。」

「あのさ...」

海人の方が口を開いた。

「あだ名とかは？」

「「...！！」」

海人、ナイスアイディア！

「それ良いな！」

「私も思った！」