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桜龍鬼

第2章 黒龍





「俺ね暴走族に入ってんの」



走ってる最中爽やかな笑顔で言われた一言




えっ何いきなり



暴走族?


もしやの殴られちゃうっていうパターンですか






やだ…どうしましょ





あたし殴られそうになったらとっさに殴り返しちゃうよ




「どこの族?」




「う~ん知ってるかな“黒龍”って言うんだけど」






ふにゃっと微笑む陸





黒龍ねぇ


たしか全国No.1の暴走族だったような






こんな身近にいたとはな
ビックリですわい




鼻から牛乳出ちゃうよ






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