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北斗七星

第5章 紗江の恋





「しっ…秀!?」


「独り言多いな(笑)」


「えっ///」




嘘……聞かれてた?

やばい、物凄く恥ずかしい///


「遅れてごめんな」


「ぁ……うん」



なんか横見れない…

多分あたしの今の顔、真っ赤だと思う。

そんなんで顔会わせたくない



「上行こうぜ」


「上?」


「こっち」



突然、あたしの手を引っ張ったまま秀はさらに上へ続く階段をのぼった。



「ぉいしょっと!」


「ぅわっ!!」



あたしの真後ろに回った秀は、肩車であたしを持ち上げた。



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