テキストサイズ

がり勉?不良?どっち

第7章 相手の想い



「よぉーく知ってんじゃん。なんでか分かるか?」

『私がまゆかと帰っちゃったから』


だんだん怖くなってきて、小さい声で答える


「違う。俺は…あの時遙がすぐ行くのを見て、心配になったんだ。それで、ずっとついて来たらこんな時間に1人で帰ってるし…」


泣きそうな声で隼は言った。


「俺は、お前がそばに居てくれたら他はどうでもいい。でも、居ないって考えたら自分がおさえらんねぇよ…。」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ