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がり勉?不良?どっち

第7章 相手の想い



太陽が沈んで暗くなった夜道を手を繋いで、寄り添って歩いていく。

私の身長は隼の身長よりはるかに差がある。
でも、同じテンポで歩けるのは、隼が私の歩幅に合わせてくれているから。

こうゆう優しいところも愛しくてたまらない。


私の家の前についてお別れをしなきゃ…ほんとはもっと一緒に居たいのに…


「じゃ、また明日な」

『うん・・・』


たった何時間でもずっと遠くにいるようで寂しい。


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