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がり勉?不良?どっち

第8章 親から信頼



私は自分の席について、前の席に座ったまゆかに「ごめん」と手を合わせる。

「一生、許すか!!」

『ごめんなさい・・・』


飽きれたようにガックリ肩を落とすまゆか。

「で、さっきの話は何だったんだ?佐藤言え。」

「ったく、昔から変わらんな。私はお前が大っ嫌いだ。」

「お前の好き嫌いは関係ねぇ。」


親せき同士でも仲がいいのか悪いのかがさっぱり分からない。
呆気にとられてポカーンと口を開けている私をみて、2人は話を進めた。


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