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がり勉?不良?どっち

第3章 質疑応答


「ま、黙っててくれや。お前が黙ってりゃぁすべて丸く収まるからよ、な?」


そういいながら優しく私の頭をなでる。

『う、うん…』

「いい子いい子」

やっぱり不良にはみえないよ…
なんであんな風に喧嘩してたんだろう?


教室を出ていく高橋くんの背中を見た。
その時、自分がこれからどうなるかも知らないまま。

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