テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第5章 手紙



「そのブタ、生物の先生に解剖してもらって健康診断してもらえば。」

「失礼な!この子は私がいつも一緒にいるから大丈夫だもん!」


裕也のいうブタとは私の筆箱。
私の筆箱は可愛いブタちゃん筆箱なのだ☆


「姫奈~、おいてくよー!」


すでに教室を出ていた沙織が廊下から叫んだ。


「今行くー!」


私は教室を出て、ドアを閉め、沙織たちの元へ駆け寄った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ